ボランティア関連ニュース(外部記事):詳細

  • 子ども・教育
  • 地域活性・まちづくり・観光

子どもが考える「よいまち」は? 茅ケ崎のNPOが募集、資金提供へ

2022.06.17
 子どもたちが考えた「まちをよくする」アイデアの実現に、活動資金を提供する取り組みが神奈川県茅ケ崎市で始まった。子どもたちの提案を審査するのも子どもたちで活動資金は最大5万円。19日まで、主催する認定NPO法人「NPOサポートちがさき」が提案と審査員を募集している。
 同法人は約20年間、中学生らが夏休みに行う地域ボランティアの仲介をし、子どもたちの発想の豊かさや行動力を実感してきた。ならば、大人の活動を手伝う存在としてではなく、活動の主体として子どもを応援しようと企画したのが、今回の「こどもファンド」だ。高知市や宮城県名取市で先行例があるが、民間としては全国初という。
 「地域やまちを、もっと楽しく暮らしやすいところにする」活動なら内容は自由。応募できるのは茅ケ崎市か寒川町に住んだり、通学したりしている小学3年生から18歳まで。3人以上のグループで応募し、サポートする大人がいることも条件。19日までに所定の書式に書いて申し込み、7月半ばの公開審査会に臨む。
 茅ケ崎駅北口近くの放課後児童クラブ「ちがさKID’S」では、子どもたちが提案に向けてそれぞれの構想を画用紙などに書き、準備を進めている。「海岸で拾ったペットボトルを洗ってきれいにし、飾って水筒ケースに再生する」「公園に1本だけ木登りしやすい木をつくる」……。茅ケ崎小3年の田中菫(すみれ)さん(9)は、市内で自転車事故が多いと聞き、「片手運転はダメ」など、交通マナーを書いたカードゲームを作るアイデアを思いついた。「事故が少なくなるし、ゲームをしたあとは友達にもなれる」と目を輝かす。
 「子どもたちの発意、発言を応援し、ワクワク、ドキドキする経験をしてもらいたい。それが結果的に、大人には思いつかない、社会課題の解決法になるかもしれない」と同法人の益永律子代表理事。申し込みや問い合わせは同法人(080・6255・7546、https://sapochiga-mirai.com)へ。(足立朋子)