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手話歌やダンスで感動を 川崎でチャリティーライブ「D’LIVE」

2024.11.27
 聴覚に障がいがあるパフォーマーらによるチャリティー手話ライブ「D’LIVE(ドライブ)」が12月7日、川崎市川崎区小川町のクラブチッタである。手話で歌詞を表現する「手話歌」や音楽にあわせたダンス、ミュージカルを披露する。
 19回目の開催。17グループが出演を予定している。その一人、手話パフォーマーのNyanko(にゃんこ)は幼い頃に高熱を出してから、聴覚に障がいがある。「私にとって一年で最も大きなイベントです。楽しんでいただけるように頑張りたい」と話す。
 横浜市と東京都で自動車教習所を経営するコヤマドライビングスクール(東京都渋谷区)の主催。手話の教習にも力を注いでいるといい、「ライブは手話への興味や親近感を持つきっかけにし、音楽やダンスを通して感動を共有したい」という。収益を目的にした事業ではなく、売り上げの一部は全日本ろうあ連盟などに寄付する。
 運営は横浜国立大や市立川崎高校などの学生がボランティアで手伝う。
 午後5時開演。全席指定でS席4千円、A席3500円。ローソンチケットや電子チケットぴあなどで販売している。問い合わせは同スクール(電話03・5459・8815、ファクス同8812)へ。(佐藤英法)