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「天空の寺」染める赤、黄色 京都・嵐山の大悲閣千光寺で紅葉見頃

2022.11.22
 京都・嵐山の大悲閣千光寺(だいひかくせんこうじ)(京都市西京区)で紅葉が見頃を迎えている。渡月橋から、保津川沿いを上流へ約1キロ。石段を標高約100メートルまで上ると、赤や黄色に染まった付近の山々や比叡山、保津川、京都市街を一望できる「天空の寺」はある。
 境内には樹齢200年を超える高さ約15メートルのイロハモミジや大イチョウなど十数本の古木がある。天候によるが、紅葉の見頃は12月上旬まで。
 同寺は江戸時代初期の慶長19(1614)年に豪商、角倉了以(すみのくらりょうい)が保津川の開削工事で亡くなった人々を弔うため、嵯峨の中院にあった千光寺を移設し建立した。
 しかし、1959年の伊勢湾台風の被害で本堂や客殿は倒壊し、18代目住職の大林道忠(どうちゅう)さん(66)が同寺に入った1990年代半ばには荒れ果てていた。
 そこで大林さんは友人やボランティアたちの力を借りて、徐々に境内を改修し、今ではかつての姿を取り戻し、多くの拝観客が訪れている。
 大林さんは「新型コロナウイルス感染拡大や戦争の影響が続いているが、世界中の人たちと、この自然の美しさを味わいたい」と話す。
 紅葉期間中の入山は午前9時から午後5時まで、入山料400円。