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能登の姿、写真で伝える ボランティア続ける徳島の男性、カフェ展示

2024.04.22
 能登半島地震の発生直後から被災地に入り、取材やボランティアを続ける写真家の村山嘉昭さん(52)=徳島市=の写真展が、徳島県神山町神領のカフェ「豆ちよ焙煎(ばいせん)所」で開かれている。5月12日まで。
 防災士の資格を持ち、東日本大震災や熊本地震などで取材やボランティアの経験がある村山さん。能登半島地震の発生4日後から、雑誌の取材で現地に入った。被災地を撮影する一方、現地で知り合った人たちに、「必要なものはないか」と尋ね、物資を届けてきた。2、3月にも現地で住宅の片付けやゴミの搬出などを手伝い、大型連休中も知人らとボランティアに行く計画を立てている。
 写真展では、美しい景色と倒壊した家屋が並ぶ光景など7点を展示。専門紙に掲載した村山さんの現地ルポも紹介している。村山さんは「発生から数カ月がたち、倒壊した家屋の傷みが雨によって進んでいる状態。被害の深刻さを実感する」と話している。
 営業時間は正午から午後5時。月曜、祝日は休み。問い合わせは「豆ちよ焙煎所」(080・8863・9090)へ。(相江智也)