募集情報

ドキュメンタリー映画『東京クルド』蒲田上映会 (映画「東京クルド」蒲田上映会実行委員会)

イベント
掲載日 2025.05.02
更新日 2025.05.02
掲載終了日 2025.06.01
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東京ボランティア・市民活動センター

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  • 活動地域
    • 大田区
  • 場所
    会場:大田区消費者生活センター 2階 講座室
          大田区蒲田5丁目13番26-101号(JR蒲田駅東口より徒歩約5分)
  • 開催日時
    2025年5月31日(土)
    1回目 13:30開場/14:00上映2回目 17:30開場/18:00上映
  • 募集締切日
    2025年6月1日(日)
  • 活動分野
    • 医療・福祉・人権
    • 子ども・教育
    • 地域活性・まちづくり・観光
    • 災害救援・地域安全活動
    • 多文化共生・国際協力
  • 募集ポイント
    必要スキル
  • 連絡先
  • 備考
    いま、日本における移民・難民問題が注目されています。
    2023年の改正入管法施行を受け、国内の難民支援団体はその課題を訴え続けています。
    一方で、SNS上では移民・難民をめぐる誤った情報や偏見が拡散し、多くの人が事実とは異なる認識を持つ状況も見受けられます。

    しかし、私たちが向き合うべきなのは「移民か、難民か」という枠組みではなく、「いま、ここに暮らす人々の人権が守られているか」という視点ではないでしょうか。
    国籍や背景に関係なく、すべての人が尊厳を持って生きられる社会を目指すことは、日本に住む私たちにとっても重要な課題です。

    こうした問題意識から、私たち「蒲田上映会実行委員会」は、ドキュメンタリー映画『東京クルド』の上映会を企画しました。本作は、日本で育ち暮らす二人のクルド人青年、オザンさん(18歳)とラマザンさん(19歳)の姿を追った作品です。

    彼らは小学生の頃に故郷を離れ、日本で育ちました。しかし、日本では難民として認められず、「仮放免」という不安定な立場で生活を余儀なくされています。住民票がないため、自由に移動することも働くこともできず、教育の機会も制限される。さらに、いつ入管に収容されるかわからないという不安を抱えながら、それでも夢を持ち、未来を描こうとする二人の姿が描かれています。

    この映画を通じて、私たちは日本の入管制度や難民問題について、事実に基づき考える機会を提供したいと考えています。
    SNS上にあふれるヘイトやデマに流されるのではなく、実際に何が起きているのかを知ること。それが、より公平な社会への第一歩になるはずです。
    また、上映会を開くこと自体が、「この問題について考え、行動しようとする市民がいる」というメッセージを社会に発信することにつながると考えています。

    『東京クルド』の上映が、日本における難民問題を正しく理解し、より多くの人々がこの課題について考えるきっかけとなることを願っています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。