令和５年度 TOKYO 障スポ＆サポート ボランティア講習会

２月23日（金・祝） エスフォルタアリーナ八王子にて開催

これから障害者スポーツを支える人材として継続的に活動する意欲のある方を対象とした「TOKYO 障スポ＆サポート ボランティア講習会」の今年度３回目を実施しました。

当日は、降雪に伴う影響が心配されましたが、大きなトラブルなく無事に実施することができました。本講習会は、スポーツボランティアについての理解を深め、実際の体験をとおして学びを深めることを目的としており、前半の講義と後半の実技の二部構成で開催しました。

前半の講義では、スポーツボランティアの意義ややりがい、障害者スポーツにおける適切な対応や配慮についての話がありました。参加者同士が交流できるアイスブレイクも設けられ、和やかな雰囲気の中で講義が行われました。また、先輩ボランティアの話では、障害者スポーツボランティア活動の具体的な魅力に触れる良い機会となりました。
後半の実技では、競技用車いすの乗車体験、視覚障害者の誘導体験、ふうせんバレーが行われました。車いすの乗車や視覚障害者の体験をとおして、障害を持つ人々の日常やスポーツへの参加がどのようなものか、受講生が直接体験することで理解を深めることができました。また、ふうせんバレーでは、障害者スポーツにただ触れるだけでなく、人と一緒にスポーツを楽しむこと、安全に配慮することの大切さも体験することができました。受講生がお互いに声を掛け合ったり、ふうせんを落とさないように協力したりする様子が見られ、にぎやかな雰囲気の中で講習会が終了しました。

講習会後には「講義と実技がセットになっていて、基本的な心構えを身につけることができた」「知らないのがもったいない！と思うくらい、スポーツの楽しさを改めて知ることができた」「これまで障害者スポーツのボランティアはやったことがなかったが、今後参加してみたいと感じた」など、多くの感想を頂きました。

今年度の講習会は終了となりますが、来年度も、弊協会では障害者スポーツに関する様々な事業を実施してまいりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。

〇障害者スポーツボランティア情報のポータルサイト　TOKYO 障スポ＆サポート
　https://www.tokyo-ss.net/