活動レポート

令和7年度 TOKYO 障スポ&サポート ボランティア講習会

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セミナー・説明会
掲載日 2025.09.11
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TOKYO 障スポ&サポート

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8月30日(土)東大和S&D体育館にて開催

パラスポーツボランティアの経験がなく、これからパラスポーツを支える人材として継続的に活動する意欲のある方を対象とした「TOKYO 障スポ&サポート ボランティア講習会」の今年度第1回を実施しました。

前半の講義では、障害の有無にかかわらずスポーツに取り組むことの大切さや、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と受容)、障害特性に応じた対応と配慮などについて学びました。
また、実際にボランティアとして活動されているパラスポーツ指導員の生の声を聞く機会もあり、参加者一人ひとりが真剣に耳を傾けていました。講義中には、パラスポーツを支えるボランティアの様子を捉えた動画も視聴し、活動の現場をよりリアルに感じることができました。

後半の実技では、競技用車いすの乗車体験、視覚障害者の誘導体験、ブラインドサッカーの体験を行いました。
視覚障害者の誘導体験では、視覚障害のある人と誘導する人の両方の立場を体験することで、安心感を与える声かけの仕方や配慮の重要性を実感することができ、より詳しく障害に応じたサポート方法を学ぶことができました。
本講習会で初めて実施したブラインドサッカーでは、参加者がアイマスクを着用し、音だけを頼りに動く体験をしました。実際の競技では、選手同士が「ボイ!」という声を出し合い、互いの位置を確認します。今回はスタッフが「ボイ、ボイ、ボイ…」と声をかけ、それを頼りにアイマスクを着けた参加者が声の方向へ向かうという体験を行いました。視界を遮られた中で音を頼りに動く難しさを感じながらも、声の方向へ正しく進めたときの安心感や達成感から笑顔が溢れる参加者の姿が印象的でした。

講習会後には、
「ボランティアの基本、意義について理解できた。」
「見るのと実際に感じることの違いをあらためて感じ考えさせられた。」
「自分がどれだけ目からの情報をたよっているのかを知ることができた。」
など、多くの感想をいただきました。

第2回の講習会は11月2日(日)FSXアリーナで実施いたします。【申込期間:9月16日(火)から10月19日(日)まで】
次回も、実際のボランティア活動につながる講習会を実施してまいりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。

○障害者スポーツボランティア情報のポータルサイト「TOKYO 障スポ&サポート」
 https://www.tokyo-ss.net/

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