体験談

【VLNスタッフ訪問シリーズ2】グッドネーバーズ・ジャパンさんの活動に参加!

ボランティア
掲載日 2024.02.14

VLNスタッフ

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こんにちは!東京ボランティアレガシーネットワーク(VLN)スタッフです。
いつもVLNをご活用いただき、ありがとうございます!

VLNでは、「VLNスタッフ訪問シリーズ」として、登録団体さんのボランティア活動に参加し、その様子を体験談でお届けしています!

訪問シリーズ第2回目となる今回は、「特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(以下、GNJP)」さんの「【グッドごはん】のボランティア」に参加しました!

GNJPさんは、2004年より国外の貧困や差別、教育の問題に取り組まれていますが、2017年9月より新たに国内の子どもの貧困対策の取組として、ひとり親家庭を対象としたフードバンク「グッドごはん」を開始しました。

企業や個人から寄付された食品を、「食べ物を必要としている人に届ける」ため、「グッドごはん」の活動には、食品の搬入、整理、配付など、たくさんの人手が必要です。
今回、VLNスタッフは都内某所で行われた「グッドごはん」の食品配付の受付・配付サポートの活動に参加しました。

まず、指定された集合場所で、GNJPさんのスタッフからその日の活動内容について事前説明を受けます。スタッフの説明はとても丁寧でわかりやすく、食品の整理・陳列などの自分がやることや、受付時の注意事項などの活動中に気をつけることが明確になりました。また、その日参加するボランティアのみなさんともお互いに自己紹介をして、和気あいあいとした雰囲気で事前説明は進んだので、とてもリラックスして活動に参加することができました。

説明を受けた後、活動が始まります。寄付された食品を整理し、1世帯分ずつの食品を指定の場所にセットします。食品は主に企業や個人等からの寄付されたもので、月によって内容は異なりますが、できるだけお米などの主食、レトルト食品、調味料、飲料、菓子などをバランスよく入れているそうです。

受付時間になると利用者の方がいらっしゃいます。ボランティアは受付をした後、一人ひとりをセットした食品のところへご案内します。利用者の方が食品を受け取り、袋に詰める間、ボランティアは時折コミュニケーションを取りつつ、そっと様子を見守ります。終了したら、空いたスペースに再び1世帯分の食品をセットして、次の利用者の方をご案内するという流れです。

受付時間終了後にスタッフとボランティアで振り返りを行い、この日の活動は終了となりました。いらっしゃる利用者の人数は、日や配付場所によって異なるようですが、この日はおおよそ70名ほどの方が利用されていました。初めは緊張した面持ちだった利用者の方が、スタッフとコミュニケーションをとり、食品を受け取って、安心したように帰っていく姿に、「グッドごはん」の食品配付が配送ではなく、直接対面で行われていることの意義を感じました。

ごはんはお腹だけでなくこころも満たすもの。定期的な食品の支援を通じて、子どもたちの健やかな成長を支えたい。そうした想いで、GNJPさんはこの活動を進められているそうです。

ボランティアってたくさんあるけど自分にもできるかな・・そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。「【グッドごはん】のボランティア」は、利用者の方への案内と、食品のセットが主な活動なので、初めてでも安心して参加できました。事前説明もあり、活動中もスタッフがしっかりフォローしてくれます!そして、利用者の方からの「ありがとう」という言葉がとても嬉しく、自分の活動が誰かの支えになっていることを感じることもできました。

この活動には、中学生は保護者同伴で、高校生は保護者の合意書があれば1人で参加することもできます。GNJPさんは定期的に都内数か所で「グッドごはん」の活動を行っていますので、関心を持たれた方は、ぜひ募集情報をチェックしてみてください!

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