体験談

サヘル・ローズさんのウガンダ訪問報告会

イベント
掲載日 2024.04.03

トークベント「サヘル・ローズさんが出会った『ウガンダ・難民キャンプの子どもたち』」に参加しました。

俳優のサヘル・ローズさん。
ウガンダで暮らすコンゴ・スーダンからの難民の子どもたちを訪問されました。その報告会です。

<印象に残っていること>
・カメラを向けられることを快く思わない人も多い。
・学校の教室に子どもたちがぎゅうぎゅう詰め。それでも子どもたちは勉強できる喜びにあふれている。
・靴を履いていない子どももいる。
・母国に帰りたくない・帰れないと思っている人が多い。
 国vs国の戦争ではなく、紛争であるため、身近な人が敵となる可能性もあり、襲われる怖さがある。
・学年を上がるごとに生徒の数が減っていく。最終学年になると最初の2,3割くらいまで減ってしまう。
・教科書がないから、ノートに書き写すことがとても重要。ノートがないと勉強についていけない。
・子どもたちは世界から見放されていることをわかっている。
(しっかりメモを取らなかったので、間違っていたらすみません)

この、子どもたちは世界から見放されていることをわかっているというのが、なんとも悲しいなと思いました。

サヘルさん自身が、戦争で両親を亡くし、孤児院で幼少期を過ごされた方です。
そのため、難民居住地で過ごす子どもたちに届けられる言葉があり、子どもたちも真剣に聞き入っている様子が印象的でした。
生きて、悪いものに染まらずにいれば、希望はあると。
同じように親を亡くしたり、養母に育てられている子どもたちの希望になったのではないかと思いました。

サヘルさんも涙ながらに言葉を届けてくださるので、会場もスタッフさんも涙しながらお話を聞きました。

自分がまずできることとして、会場で販売されていたチャリティーチョコレートや紅茶を購入しました。
つらい境遇を過ごしている子どもたちに、「あなたたちを思っている人は世界にいる」ということを伝えたいですが、難しいですね。
日本にいて、なにができるのかというと、やはり寄付などでしょうか。
まずは知ることから始め、寄付などで関わっていきたいと思いました。

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