体験談

6月20日は世界難民の日 (World Refugee Day)

イベント
掲載日 2025.06.23

ずんだシェイク

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  • 活動地域
    • 東京都全域
    • 世田谷区
  • 活動分野
    • 子ども・教育
    • 文化・芸術
    • 地域活性・まちづくり・観光
    • 多文化共生・国際協力

【イベント名称】「ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦」難民映画祭パートナーズ上映会2025開催
https://crossing-setagaya.com/events20250425_9267/
【会場】玉川区民会館「玉川せせらぎホール」
【共催】公益財団法人せたがや文化財団、世田谷区
【後援】国連UNHCR協会

音楽が好き、ドキュメンタリーが好き、ということで見てきました📽
10年ぐらい前の難民映画祭と言えば、イタリア文化会館やセルバンテス文化センターが会場になっており、なかなか入る機会がない建物だからと数年連続で見に行ったのが懐かしくなりました🍀

一方でふと思うと、故郷を追われる人がいる現状は変わっていないんですよね。
世の中には○○の日や○○デーのと名前がつくものが多いですが、「世界難民の日」というのはなんて喜ばしくない日なんだろうと、疑問や悲しみ、やるせなさみたいなものを感じました。

上映前には、ウクライナ出身の大学院生の方によるスピーチがありました。
大きく印象に残っているのは2つです。

1つは、2022年1月~2月に身の回りで起きたことを時系列に沿って、ありのままにお話してくださったことです。危機感や緊張感、恐怖、悲しみ、心の揺れ動きを聞き、胸が詰まりました。
3.11東日本大震災後、時折、他愛のない会話の中で「あの日どこにいましたか」「何をしていましたか」などと当時を振り返ることがあるように、まるでそれと同じように、語りかけられているように感じました。ウクライナの状況は自然災害とは異なるものですが、その日を境に暮らしが変わること、急な変化に心が追いつかないことを想像することは私でもできました。

もう1つは、スピーチの最後に「ニュースを見てください」「忘れないでください」「このことを他の人と話してください」と強くお話されていたことです。
このイベントに参加した感想を誰かに伝えることも、できることの1つだと思い投稿しています。

映画はというと、始まった瞬間チューニングの音が聞こえて、途端に引き込まれていきました。コントラバスとトロンボーン奏者へのインタビューがあったのも、吹奏楽部で担当していた楽器だったのでうれしかったです🎵
困難な状況でも音楽を続ける意志の強さと、自分がやるべきことを信じること、平和を諦めない姿勢に勇気をもらえる映画でした🕊️

【参考】
🔵映画の予告編:
https://youtube.com/watch?v=SCB5gfSbWtk
🔵難民映画祭:
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff

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