オリンピック・パラリンピックに向けたボランティアシンポジウム

2016年1月30日、都民ホールで「オリンピック・パラリンピックに向けたボランティアシンポジウム」を開催しました。
このシンポジウムは、オリンピック・パラリンピックのボランティアに関する情報や魅力を紹介し、東京2020大会のボランティアの気運醸成及び裾野拡大を図るために開催されたものです。

シンポジウムの会場全体の写真

開会にあたり、主催者を代表して中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長が挨拶。続いて、オリンピック・パラリンピックボランティア経験者の市居愛さんから、2000年シドニーでは会場での来場者案内や2004年アテネではフォトサービス(カメラマンアシスタント)に従事した体験談などを、北京オリンピック競泳メダリストの宮下純一さんから、アスリートの立場からの意見や要望などを、アテネ、北京、ロンドンパラリンピック射撃日本代表の田口亜希さんから、2012年ロンドン大会において、"ゲームズメーカー"と呼ばれるボランティアが、自分たちも大会を作り上げようとする高い意識を持って活動していた具体例を、一般社団法人PARACUP代表理事の森村ゆきさんから、東京マラソンの立ち上げ時から昨年度までボランティアの運営に携わり、ボランティアリーダーの組織化に携わった経験などを、それぞれ話していただきました。

また、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会チーフ・コンプライアンス・オフィサー/総務局長の雜賀真さんは、東京2020大会のボランティアとして、組織委員会が募集する大会ボランティアが約8万人、東京都が募集する都市ボランティアが1万人以上、それ以外にも全国各地で大会を支えるボランティアが必要となるなど、今後のボランティア育成の目標やスケジュールなどについて説明しました。
ロンドン大会の都市ボランティアとして活躍した「チームロンドンアンバサダー」の活動風景の映像上映や都が実施しているボランティアの取組の紹介などもあり、ボランティアの意義や役割、必要な知識や経験など、会場からの質疑応答も含めて、活発な議論が行われました。

  • オリンピック・パラリンピックのボランティアについて議論を行う登壇者の写真
  • 質疑応答を行う参加者の写真

本シンポジウムは、1,700人を超える応募があり、当日は約230人の方が参加しました。
当日の模様はYouTube東京都チャンネルでご覧いただけます。

  • Part1(16:05)
    東京都の中嶋オリンピック・パラリンピック準備局長の主催者あいさつ、出演者紹介、市居愛さんのプレゼンテーション
  • Part2(15:06)
    宮下純一さん、田口亜季さんのプレゼンテーション
  • Part3(15:04)
    森村ゆきさん、雜賀真さんのプレゼンテーション
  • Part4(17:05)
    チームロンドンアンバサダーの映像紹介、パネルディスカッション
  • Part5(12:35)
    パネルディスカッション、質疑応答
  • Part6(13:26)
    東京都の取組紹介、質疑応答
  • Part7(12:34)
    質疑応答