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走って、歩いて、難民知って 豊洲で5月25日に支援イベント 市民ら手作りで10回目、申し込み11日まで
2025.05.08

日本に逃れてきた難民を支援するチャリティーラン&ウオーク「DAN DAN RUN」の第10回大会が25日、東京都江東区の豊洲ぐるり公園で開かれる。ボランティアでつくる実行委員会が2014年から「スポーツを通じて支援しよう」と手作りで運営。コロナ禍による2回の休止も乗り越え、実行委は「難民を知る機会に」と参加を呼びかける。(飯田克志)
大会は、認定NPO法人難民支援協会(千代田区)の活動を、参加費や大会Tシャツ販売などの収益で応援するのが目的。同法人でボランティアをしていた旅行会社経営の野村国康さん(58)=稲城市=らが「ボランティアによるファンドレイジング(資金調達)をやってみよう」と挑戦した。難民や同法人を知る機会にもなると考えた。
実行委のメンバーは、大会前年の秋から冬にかけて募集。例年20人前後で経験者も3割から半数ほどいる。30~40代の社会人が多く、高校生や70代の人がいることも。各自のスキルを生かし、ランナー対応や会計など役割を分担。打ち合わせはSNSを活用し、夜や休日にオンライン会議もこなす。野村さんは「気が付いたら10回。みんなで成し遂げる達成感があり、仲間も増えた」と魅力を話す。
戦争や紛争などにより世界で難民は1億人を超えている。日本でも2023年から2年連続で難民認定の申請者は1万人超と急増。申請者への公的支援は限られ、同法人など民間の支援は資金・人的な面からぎりぎりの対応が続いている。
広報担当の会社員桝谷(ますや)知歩さん(29)=杉並区=は「仕事に慣れて何か新しいことをしたい」と、ヘイトスピーチなどで気になっていた難民について学ぼうと初参加。大会は難民に関するクイズやトークも盛り込んでおり「難民に関心のある人には深く知る機会に、関心のない人にも知ってもらうきっかけになるといい」と準備に熱が入る。
ランは1.6キロ、10キロなど4部門、ウオークは3キロと5キロ。オンライン大会も17~25日に開催。参加費は一般3000円、中高大生1500円、小学生1000円。申し込みは11日まで。
大会は、認定NPO法人難民支援協会(千代田区)の活動を、参加費や大会Tシャツ販売などの収益で応援するのが目的。同法人でボランティアをしていた旅行会社経営の野村国康さん(58)=稲城市=らが「ボランティアによるファンドレイジング(資金調達)をやってみよう」と挑戦した。難民や同法人を知る機会にもなると考えた。
実行委のメンバーは、大会前年の秋から冬にかけて募集。例年20人前後で経験者も3割から半数ほどいる。30~40代の社会人が多く、高校生や70代の人がいることも。各自のスキルを生かし、ランナー対応や会計など役割を分担。打ち合わせはSNSを活用し、夜や休日にオンライン会議もこなす。野村さんは「気が付いたら10回。みんなで成し遂げる達成感があり、仲間も増えた」と魅力を話す。
戦争や紛争などにより世界で難民は1億人を超えている。日本でも2023年から2年連続で難民認定の申請者は1万人超と急増。申請者への公的支援は限られ、同法人など民間の支援は資金・人的な面からぎりぎりの対応が続いている。
広報担当の会社員桝谷(ますや)知歩さん(29)=杉並区=は「仕事に慣れて何か新しいことをしたい」と、ヘイトスピーチなどで気になっていた難民について学ぼうと初参加。大会は難民に関するクイズやトークも盛り込んでおり「難民に関心のある人には深く知る機会に、関心のない人にも知ってもらうきっかけになるといい」と準備に熱が入る。
ランは1.6キロ、10キロなど4部門、ウオークは3キロと5キロ。オンライン大会も17~25日に開催。参加費は一般3000円、中高大生1500円、小学生1000円。申し込みは11日まで。