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「モナリザ」「牛乳を注ぐ女」も 名画の花絵作り、市民らが御堂筋で

2025.05.09
 大阪市の中心部を南北に走る御堂筋で9日、市民らが花びらで「フラワーカーペット」を作った。名画をモチーフにした18点が、12日まで街のメインストリート沿いを彩っている。
 市などが主催のイベント「Art Walk 御堂筋」の一環で作られた。市は御堂筋完成から100周年に当たる2037年を目安に、御堂筋の完全歩道化を目指しており、イベントは車から人中心へと変わる御堂筋の活用方法を市民らに考えてもらおうと始まった。12日までの期間中、道に休憩スペースを設けるほか、ストリートコンサートなども開かれる。
 フラワーカーペットの制作にはボランティア約900人が参加した。この日は、色砂や花びらでレオナルド・ダビンチの「モナリザ」や、ヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を模した横4メートル、縦10メートルの巨大な絵を作った。
 参加した近藤芳史さん(73)は「御堂筋は街のシンボル。アートを見ながらゆっくり歩けるような道になってほしい」と話した。(魚住あかり)