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飛島でボランティアが海ごみ回収 25回目のクリーンアップ作戦
2025.06.14

酒田港の北西約39キロにある県唯一の有人離島の飛島(山形県酒田市)で14日、海岸に漂着したごみを拾う「飛島クリーンアップ作戦」があった。学生や関係団体のメンバーなど約70人が参加した。
島は全域が国定公園になっている。酒田港と結ぶ定期船が出ており、バードウォッチングや釣り、海水浴を楽しむことができる。クリーンアップ活動は2001年に県と酒田市の主催で始まり、翌年から行政や大学、NPO、住民などでつくる実行委員会が年1回続けてきた。通常200~300人が参加し、数トンの海ごみを回収している。
今年は5月31日に予定していたが、悪天候のため定期船が欠航し、いったん中止に。参加者を実行委員だけに絞って仕切り直した。
この日、参加者は午前中の定期船で飛島に入り、「日本の渚百選」にも選ばれた荒崎海岸に移動。約1時間半かけて、ペットボトルやビン、ポリ袋、容器、漁網など、流れ着いたごみを集めた。
東北公益文科大は02年から学生と教員が活動に参加し、今回は約25人が島へ。初めて参加したという1年の多田壱颯(いぶき)さん(18)は「これだけたくさんの海ごみを見たのは初めて。ちょっとでも片付いてきれいになれば」。2回目の参加という4年の今井美結さん(21)は、学生ボランティア団体の活動で県内外の海ごみ回収活動に参加し、その量の多さを実感してきた。「海水浴をしたくなるくらいに海をきれいにしたい」と話し、熱心に回収していた。
この活動の「名物」は、海岸からトラックまでの上り坂に参加者が1列に並び、バケツリレー方式でごみ袋を手渡していく運び方。だが、今回は人数が少ないため各自で運搬したほか、リモコン操作で動くロボットにも手伝ってもらった。ロボットは、台車に載せたカゴに海ごみの袋を満載し、上り坂をゆっくり進んでいた。(清水康志)
島は全域が国定公園になっている。酒田港と結ぶ定期船が出ており、バードウォッチングや釣り、海水浴を楽しむことができる。クリーンアップ活動は2001年に県と酒田市の主催で始まり、翌年から行政や大学、NPO、住民などでつくる実行委員会が年1回続けてきた。通常200~300人が参加し、数トンの海ごみを回収している。
今年は5月31日に予定していたが、悪天候のため定期船が欠航し、いったん中止に。参加者を実行委員だけに絞って仕切り直した。
この日、参加者は午前中の定期船で飛島に入り、「日本の渚百選」にも選ばれた荒崎海岸に移動。約1時間半かけて、ペットボトルやビン、ポリ袋、容器、漁網など、流れ着いたごみを集めた。
東北公益文科大は02年から学生と教員が活動に参加し、今回は約25人が島へ。初めて参加したという1年の多田壱颯(いぶき)さん(18)は「これだけたくさんの海ごみを見たのは初めて。ちょっとでも片付いてきれいになれば」。2回目の参加という4年の今井美結さん(21)は、学生ボランティア団体の活動で県内外の海ごみ回収活動に参加し、その量の多さを実感してきた。「海水浴をしたくなるくらいに海をきれいにしたい」と話し、熱心に回収していた。
この活動の「名物」は、海岸からトラックまでの上り坂に参加者が1列に並び、バケツリレー方式でごみ袋を手渡していく運び方。だが、今回は人数が少ないため各自で運搬したほか、リモコン操作で動くロボットにも手伝ってもらった。ロボットは、台車に載せたカゴに海ごみの袋を満載し、上り坂をゆっくり進んでいた。(清水康志)