ボランティア関連ニュース(外部記事)

  • 文化・芸術
  • 地域活性・まちづくり・観光
  • 多文化共生・国際協力

浴衣姿で茶道などに挑戦、在住外国人が日本文化に親しむ交流会

2025.06.22
 埼玉県熊谷市国際交流協会は21日、日本で暮らす外国人に日本文化に触れてもらう集いを市指定の名勝「星渓園」で開いた。
 市内在住者を中心に、14の国・地域の出身の約50人が参加。近隣国の人が目立ったが、スリランカ、バングラデシュ、英国の出身者もいた。協会スタッフらに手伝ってもらい、浴衣姿になって茶道の作法を学び、琴を弾いた。伝統的な日本庭園を望むあずま屋ではお手玉や書道も体験し、七夕が近いことから七夕飾りづくりにも挑戦した。
 市内のコンピューター専門学校生でチリ人のディエゴ・ピサロさん(22)は「周りにチリ人がおらず寂しくなることもあるが、同じ境遇の多くの仲間と交流ができて楽しかった」と話した。
 協会は活動を手伝ってくれるボランティアを募集している。問い合わせは市広報広聴課内の協会(048・524・1111、内線220)へ。(猪瀬明博)