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地元の民話を読み聞かせ 狭山で高齢者が園児らに

2025.07.25
 埼玉県狭山市の堀兼公民館で23日、「夏の読み聞かせ会~ほりかねの民話を楽しもう~」が開かれ、地元の保育園の5歳児と小学生の計約60人が、地域に伝わる「おとうか山のいたずらギツネ」など四つの民話に耳を傾けた。

 同公民館が行う「ふるさと学習」の一環。民話を通して子どもたちに地域のことを知ってもらおうと初めて実施した。

 語り部は、地元高齢者らでつくるボランティアグループ。低年齢の子どもたちに合わせ、身ぶりを交え、やさしい言葉やゆったりとした口調で工夫を凝らして語りかけていた。

 堀兼小学校2年の羽多野心春(こはる)さん(7)は「分かりやすくて面白かったよ。昔の堀兼のことが分かって良かった」と話していた。(加藤木信夫)