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2頭の巨大龍が練り歩き=神奈川県清川村〔地域〕
2025.08.12
神奈川県清川村で9日、夏の風物詩「青龍祭」が行われた。村の伝説と歴史に根差した行事で、今年で39回目。村の小中学生やボランティアら延べ350人が夏休みを利用し、竹やわらなどで全長約20メートルの雌雄の龍2頭を制作。入魂式の後、村内の練り歩きや本祭が行われ、村内外から約2500人が訪れた。
「青龍祭」は、江戸時代の天保期から昭和初期にかけて煤ケ谷(すすがや)地区で行われていた雨乞い行事に由来。一時途絶えていたが、1986年に地域の子供会の活動として「雨乞いの龍」が復活し、現在に至る。「昇龍の儀」では人々の願いを込めた祈願札が体中に貼られた龍に火が付けられ、祭りはクライマックスを迎えた。
岩沢吉美村長は「多くの人が力を携えながら作り上げた龍だ。県唯一の小さな村だが、力を合わせて明るい村をつくり上げたい」と述べた。青龍祭実行委員会の五本木半三会長は「後継者の育成は課題の一つ。高校生、大学生の青龍保存会への参加をお願いしたい」と話した。
「青龍祭」は、江戸時代の天保期から昭和初期にかけて煤ケ谷(すすがや)地区で行われていた雨乞い行事に由来。一時途絶えていたが、1986年に地域の子供会の活動として「雨乞いの龍」が復活し、現在に至る。「昇龍の儀」では人々の願いを込めた祈願札が体中に貼られた龍に火が付けられ、祭りはクライマックスを迎えた。
岩沢吉美村長は「多くの人が力を携えながら作り上げた龍だ。県唯一の小さな村だが、力を合わせて明るい村をつくり上げたい」と述べた。青龍祭実行委員会の五本木半三会長は「後継者の育成は課題の一つ。高校生、大学生の青龍保存会への参加をお願いしたい」と話した。