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愛知大生×津島高生がタイで活動 協定の高大連携プログラム第1弾
2025.09.09

愛知大学(名古屋市)の学生と、愛知県立津島高校(津島市)の生徒がこの夏、合同でタイでのボランティアツアーを実施した。大学と高校が結んだ連携協定によるプログラムの第1弾。参加者たちは、遊びなどを通じて現地の子どもたちに笑顔を届けた。
東海3県初の併設型中高一貫校として今年4月に付属中学ができ、新たに国際探究科が設けられた津島高校と、タイ語教育やボランティア活動に力を入れている愛知大は6月に連携協定を結んだ。
今回の連携プログラムはその第1弾。アジア諸国の貧困問題に目を向け、子どもたちが十分な教育を受けられない現状を知るといった経験を通じて、国際的な視野を持った人材を育成する狙いがある。
ツアーには、愛知大の学生21人と、津島高校の1~3年生の生徒9人が参加。8月2日から5泊7日の日程で、タイ北部の都市チェンマイの児童養護施設や首都バンコクの幼稚園を訪れた。
山岳少数民族の小学生から高校生の子どもたち45人が共同生活をしている施設では、おにぎりをつくって一緒に食べたり、英語でコミュニケーションを取りながらボール遊びをしたり、歌や踊りを互いに教え合ったりして交流したという。愛知大経済学部3年の鈴木紬珈(ゆか)さんは「子どもたちのためにこれからも活動を続けていきたい」と話す。
幼稚園では3~5歳の25人が迎えてくれたという。水風船すくいやバルーンアートをつくって楽しい時間を過ごした。津島高校1年の丹羽海斗さんは、SDGs(持続可能な開発目標)に興味があって参加した。「子どもたちの笑顔が印象に残っている。この経験を生かし、自分ができることを見つけていきたい」と話した。(松永佳伸)
東海3県初の併設型中高一貫校として今年4月に付属中学ができ、新たに国際探究科が設けられた津島高校と、タイ語教育やボランティア活動に力を入れている愛知大は6月に連携協定を結んだ。
今回の連携プログラムはその第1弾。アジア諸国の貧困問題に目を向け、子どもたちが十分な教育を受けられない現状を知るといった経験を通じて、国際的な視野を持った人材を育成する狙いがある。
ツアーには、愛知大の学生21人と、津島高校の1~3年生の生徒9人が参加。8月2日から5泊7日の日程で、タイ北部の都市チェンマイの児童養護施設や首都バンコクの幼稚園を訪れた。
山岳少数民族の小学生から高校生の子どもたち45人が共同生活をしている施設では、おにぎりをつくって一緒に食べたり、英語でコミュニケーションを取りながらボール遊びをしたり、歌や踊りを互いに教え合ったりして交流したという。愛知大経済学部3年の鈴木紬珈(ゆか)さんは「子どもたちのためにこれからも活動を続けていきたい」と話す。
幼稚園では3~5歳の25人が迎えてくれたという。水風船すくいやバルーンアートをつくって楽しい時間を過ごした。津島高校1年の丹羽海斗さんは、SDGs(持続可能な開発目標)に興味があって参加した。「子どもたちの笑顔が印象に残っている。この経験を生かし、自分ができることを見つけていきたい」と話した。(松永佳伸)