東京都立府中療育センター

東京都立府中療育センターは、重度の知的障害と重度の肢体不自由を重複してもつ方〔重症心身障害児（者）〕に対し、療育・医療サービスを総合的に提供し、その生活を豊かなものにすることを目的として設立された東京都直営の社会福祉施設です。
　令和２年６月には、全面改築、移転が完了し、これまで障害児の早期療育を担っていた多摩療育園と統合して、入所（医療型障害児入所施設、療養介護）、通所（生活介護）、通園（医療型児童発達支援センター）、外来診療等、重症心身障害児（者）を含む障害児（者）のライフステージに応じた療育・医療サービスを提供する施設としてリニューアルしています。
　当センターでは、医師・歯科医師、看護師、歯科衛生士、福祉職（保育士、児童指導員等）、心理、理学・作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、臨床検査・放射線技師、栄養士、調理師、事務職などの多くの職員が働いていますが、多くのボランティアのご協力もいただきながら利用者への支援を行っています。
ボランティア活動については、利用者に直接関わるもの（日中活動のお手伝いなど）のほか、利用者の衣服の縫製やリネン交換など間接的に関わるものも行っていただいています。また、定期的にボランティアに来ていただいている方とともに、行事のお手伝いや音楽演奏など、単回でその都度来ていただく方も含めて、利用者の皆さんの生活の質の向上に貢献していただいています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、ボランティアの受入れを休止することがありますが、当センターでは、多くのボランティアの方と協働して、利用者の皆さんの生活を豊かにすることを目指しています。