体験談
東京都主催の「災害時に役立つ!『やさしい日本語』」をオンラインで受講しました

掲載日 | 2022.12.13 |
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- 【公開講座】災害時に役立つ!「やさしい日本語」
みなさんは「やさしい日本語」をご存知でしょうか。
「やさしい日本語」とは、外国人の方などにもわかるように配慮して、簡単にした日本語のことです。
例えば、「土足厳禁」を「くつを ぬいで ください」のように言い換えます。
基調講演で、「やさしい日本語」について学び、ワークショップで「やさしい日本語」への言い換えを練習しました。
○基調講演「やさしい日本語」を知ろう!「やさしい日本語」の重要性を再確認しました
ついつい、外国人に伝わりやすいのは「日本語より英語」、「カタカナの言葉」、「ひらがなよりローマ字」と考えてしまっていました(私だけかもしれませんが)。
しかし、実際にはすべてが逆で「英語より日本語が伝わる確率が高い」、「カタカナやローマ字よりひらがなが伝わる確率が高い」ということでした。
今年、東京都在住の外国人に多言語でアンケートをした結果、最も回答されたのは「日本語」だったそうです。
そのため、在住外国人にはまずは「やさしい日本語」でコミュニケーションを試みて、伝わらなければ別の方法を考えるようにしたいと思います。
○第2部 ワークショップ「やさしい日本語」に挑戦してみよう!
実際に、お題を「やさしい日本語」に変換するワークショップに挑戦しました。
避難を促すようなアナウンスの文や、揺れている最中の消火は危険などの災害に関係するお題でした。
考えた回答をチャットに書き込むのですが、みなさん間髪入れずにチャットで回答されていて驚きました。
日ごろから「やさしい日本語」を使われているからなのか、ものすごい変換能力でした(全然追いつきませんでした)。
チャットの回答について解説が入るのですが、「やさしい日本語」は正解・不正解があるわけではなく、その場の状況などにより、最も伝わりやすい回答は変わってくるというのがおもしろいと思いました。
コツさえつかめば、外国語ができなくても外国の方とコミュニケーションがとれるというのはとても心強かったです。
▽VLNにも「やさしい日本語」のポイント動画を掲載しています
https://www.tokyo-vln.jp/learn/legacy2020/omotenashi/movie